2月佐鳴湖ハーブ ビワ葉
2023/02/13 - イベント情報
去年4月より隔月でおこなっております佐鳴湖ハーブ講座。身の周りの植物を生活に取り入れ、もっと草木たちと仲良くなっていただこうという企画です。
今回のメイン植物はビワの葉。
発芽率が良いらしく、公園内にも鳥が運んできたと思われる小さなビワの木があちこちに生えています。
そんな身近なビワの木ですが、実は昔から薬効が高い植物としても有名で、中国の古典には大薬王樹 ”薬の王様の木” と書かれています。また現代においても、日本薬局方に収載されたれっきとした生薬です。
ビワの葉を採るのは、花の咲き終わった今頃がいちばん良いのだそうです。(諸説あり)
採ってくるのは濃い緑色のごわごわした大きい葉。若い葉ではなく2年以上のものが良いです。
入浴剤には夏ミカンも入れました。柑橘系は気の巡りをよくし血行促進の効果があります。
また、爽やかな香りはリラックス効果とともに気持ちをポジティブにしてくれたりも。
ヨモギもそろそろ出てきました。
こちらも古今東西問わずよく使われてきた薬草です。抗菌やデトックス効果があり、体を芯から温めてくれます。
入浴剤とビワ茶を作ったあとはビワ葉チンキを体験していただきました。
お湯で煮出したビワ葉茶も飲用だけではなく、抗菌・抗炎症効果が期待できるのでうがい薬や化粧水としての利用もできますが、ホイワトリカーに漬けておくと手軽に一年中すぐ使うことができます。
今回じつは講座中の写真を撮るのを忘れてしまい参加者さんがうつっていませんが、ワイワイ楽しい時間となりました。
4月からの佐鳴湖ハーブ講座も偶数月の第2木曜日に開催する予定です。
草木とますます仲良くなれるような内容を考えていますので、ぜひご参加ください。