3月野草観察会
2022/04/05 - イベント情報
観察会当日は晴天にめぐまれ、あるくと汗ばむような暖かい日でした。
つい一週間前までみれなかったような花があちらこちらと咲き、管理棟まえだけでも沢山の植物が観察できます。
この時期の香りで圧倒的存在感なのがヒサカキ。
お花の香りというにはほど遠く…
たくわんの臭いとか、塩ラーメンの臭いとか、ガス臭いとか、人によってさまざまですが、とにかく変わった臭いです。
「皮下脂肪がないから寒いのは苦手」といつもおっしゃり、冬は少し元気がない神保先生。
もう大丈夫です。暖かくなって解説にも力がよみがえってきました!
ヒメリュウキンカ
金属のようなピカピカとした光沢のある花で存在感があります。
ヨーロッパ原産の外来種。繁殖力旺盛なので注意が必要です。
セイヨウカラシナ
早くから咲き始めていましたが、さらに花数がふえて春気分を盛り上げます。
ヤマモモの雄花もそろそろ開花です。
といっても花びらはないのですが…
ピントがあっていませんが、ワラビも顔をだしていました!
細いものを撮るのはむつかしいですね。
佐鳴湖公園のソメイヨシノは木が古く、枝が折れたり枯れたりしているものも多いのですが、
今年も美しい花を頑張って咲かせてくれてました。
タチツボスミレ
園路のすみに咲くようすに、本格的な春の到来を感じます。
そしてそして今回の目玉はこれ!
佐鳴湖公園でみられる変わった景色といえば、ウラシマソウの群落でしょう。
細く糸状に伸びる部分を浦島太郎が釣り糸を垂れている姿に見立て、この名前がつけられたとされています。
本当に変わっていますよね。ここで虫をおびき寄せるのでしょうか?
今回はお花も多く、見ごたえのある観察会になりました。
これからは植物をみて歩く絶好のシーズンです!
次回の野草観察会は,4月28日(木) 9:30~11:30です。
北岸管理棟前集合、参加費100円。
雨天等により延期や中止になる場合,当日8:30にHPでお知らせいたします。
歩くと汗ばむ日も出てきました。調節できる服装、帽子や水筒など用意をしてご参加ください♪
お待ちしております。