1月野草観察会
2022/01/30 - イベント情報
今回は曇り空で風もあり、たぶん一年で一番寒い観察会となりました。
さあ、体を温めるためにも早速歩いていきましょう!
「花がまったくないですねぇ」と講師の神保先生。
アジサイの冬芽。
地味なので通り過ぎがちですが、ぜひ一度じっくり観察してみてください。
葉っぱが落ちたあとの葉痕(ようこん)と一緒に、冬芽は楽しい表情を見せてくれるんですよ。
新川の土手におりてみました。
花があるわけでもないし… 皆さんなにをやっているのでしょう?!
なんと階段のきわに、ツクシが顔を出していました‼
多分ここが佐鳴湖公園で一番のりでしょう。
日当たりがよいこと、階段で風がさえぎられること。
それと今回発見したのは、さわってみると階段が熱をためて温かくなっていました。
それで、ツクシがこんなに早く出てくるんですね!
オオバヤシャブシ
一番上の大きいのが葉っぱがつまった葉芽。その下の3つの赤い芽が雌花の花芽です。
そして大きな緑色は雄花の花芽。
この花は咲いても花びらがなく、まるでイモムシのよう。小さな松ぼっくりみたいな実をつけるユニークな木です。
佐鳴湖岸には何本もありますので、ぜひ見てみてくださいね。
そして陽だまりには、もう小さな春が来ていました。
ツボスミレ
タネツケバナ
ハコベ
上はホトケノザ、下はヒメオドリコソウ
そっくりさんですね!
冷たい風の中咲いている小さな花たちを見つけると、
「よーし、寒いのももうちょっとだ。がんばるぞ!」という気持ちになります。
今年最初の観察会ということで、ミニミニプレゼントもありました。
カラスウリの種を金色に塗ったものです。
カラスウリの種はその独特の形から、大黒様の顔や打ち出の小槌にみたてられ、昔から金運アップのお守りとされてきました。
良い一年になりますように願いをこめて。
2月の野草観察会は,2月24日(木) 9:30~11:30です。
北岸管理棟前集合、参加費100円。
雨天等により延期や中止になる場合,当日8:30にHPでお知らせいたします。
防寒対策、帽子や水筒など散策のご用意をしてご参加ください♪お待ちしております。