8月野草観察会
2021/09/07 - イベント情報
暑い暑い日でした。一年の中でも1、2を争う過酷な観察会。
残暑厳しい中ご参加いただき、本当にありがとうございます!
まずは北岸管理棟まえの野草を観察。
メヒシバやオヒシバがのびています。イネ科の植物は暑さに強い仕組みになっています。地味だし見分けるのはなかなか難しい上級編ですが、みなさん熱心にメモをとっていらっしゃいました。
「ここのナンキンハゼはなぜか実の付きが悪いんですよね」と先生。
そういえば去年もほとんどなりませんでした。不思議です。
コナラのどんぐりも、どんどん大きくなっています。
毎月観ているから、なんだか成長を見守っているような気分になって愛おしくなってきます。
ツルボのつぼみが大きくなりました。もうすぐ咲きそうです。去年より2週間くらい早いよう。
ツルボは春に葉っぱをだし光合成をして栄養を根にため、そのあと夏場は地上部は枯れて姿を消します。そして秋の訪れとともに一気にのびて花を咲かす。
突然出現するような、そのパワーに驚きです。
ブラブラ~
なんでしょう?ガが入っているのかな??
この日は、アカメガシワで小さなバックを作る草花遊びもご紹介しました。
アカメガシワは葉っぱの柄が長く、しなやかなので持ち手にできるのです。そして、葉っぱ自体も大きくしなやかで丈夫。
色味、におい、手触り。こうした遊びをしてみると五感を通して、それぞれの植物の特徴がよくわかるのです♪
来月の野草(自然)観察会は,9月30日(木) 9:30~11:30です。
北岸管理棟前集合、参加費100円。
雨天等により延期や中止になる場合,当日8:30にHPでお知らせいたします。
まだまだ日なたは暑いと思いますので、帽子や水筒など熱中症対策もお願いいたします!