8月の野草観察会
2019/08/22 - イベント情報
お盆を過ぎたとはいえまだまだ暑い日が続いています。
野草観察会開始の9時半には既に気温は30度を超えていましたが
そんな暑さにも負けずに元気に育つ野草を観察。
北岸の段子川に架かる「ふれあい橋」のたもとには
「トウコマツナギ」
紫色の可愛い花をつけますが,「茎が馬をつなぎとめるほど丈夫」なことから
「駒繋ぎ」の名がつけられたそうです。
イヌマキが実をつけています。このあたりでは「ヤンゾウコンゾウ」とも呼ばれています。
そのまま道なりに進んで木道沿いにもたくさんの種類の野草が生えていました。
「ナンキンハゼ」の実。秋には白い種子が露出し赤く紅葉した葉との
コントラストがきれいです。
木道を進んでいくと「ホウライチク」の一群が。
60年に一度とも言われる花をつけていました。
竹は花が咲くと枯れる,とよく聞きますがこのホウライチクはどうなるか
見守って行きたいと思います。
他にも,シロバナサクラタデ,ヘラオモダカ,チゴザサなどの湿地を好む
植物がたくさん見られました。
そして帰り道,先ほどは見つけられなかったサネカズラの花が咲いていました。
同じ道でも見る方向が違うと新しい発見がありますね。
次回の野草観察会は9月26日(木)9:30からです。
参加ご希望の方は当日,北岸管理棟前にお集まりください。