3月の野草観察会の様子
2016/03/30 - イベント情報
毎月第四木曜日に野草観察会を行っています。3月の観察会の様子です。
今佐鳴湖公園には、色々な草花が花を咲かせています。
今回参加者の皆さんの1番人気は「ウラシマソウ」です。名前だけでも興味がわきませんか?
■ウラシマソウ(浦島草)
仏炎苞と呼ばれる花から出ている一本の付属体は浦島太郎が釣糸を垂れている様子に似ていると言われているそうです。
秋には赤い実を付けますが・・・これは有毒!注意してください。
草花の名前も面白いものが多くありますね。
浦島草、さあ何が釣れるんでしょう??
西岸坂下付近に咲いているので見つけてくださいね。但し、持ち帰りはできません。
次回は4月28日(木)9:30~11:30北岸管理棟前に集合してください。参加費100円です。
さあ!次はどんな草花に出会えるか・・・楽しみにしていて下さい!
■クサイチゴ(草苺)
西岸の園路沿いやツツジに絡み付いて花を咲かせています。
今、一番見ることの出来る草花なのかもしれません。
茎をよく見ると棘があるのが判ります・・・と言う事で、クサイチゴはバラ科の植物なんです。
クサイチゴの実は花が終わってから楽しめます。結構甘みが強く美味しいですよ。
■レンギョウ(連翹)
レンギョウは公園の植込みとしても多く見られます。黄色い花が暖かな感じを受けますね。
見た目からはあまり想像できませんが、レンギョウの実は、漢方薬として使われています。
解熱・鎮痛効果があります。写真は西岸坂下で撮影しました。
■ユキヤナギ(雪柳)
長い枝一面に白くて小さな花をたくさん付けています。
バラ科の植物だとは今まで知りませんでした。今が見頃です。
写真は安座であい橋南駐車場東で撮影しました。
■ボケ(木瓜)
名前がボケって、なんとも言えないですが、
花がとても綺麗で、赤色のほかにピンク色のボケもあります。
バラ科ボケ属の落葉低木で、木の実が瓜に似ている事から、木の瓜となったようです。
木の実は果実酒にも使われるそうです。
これを飲んでも決してボケたりはしませんので安心してください。写真はサンサン駐車場で撮影しました。
■アセビ(馬酔木)
馬酔木と書きます。葉っぱを食べた馬が酔ってしまったようになったことからつけられたそうです。
馬が酔うところを見たことがないので見てみたいですが、食べさせてはいけません。
馬酔木は有毒植物で、葉を煎じて殺虫剤としても使うようです。
もちろん私達も食べないようにしましょう。
■タネツケバナ(種漬花)
手洗の排水枡のところに咲いていました。とても頼もしい感じを受けました。
西岸の立飲み水栓を覗いてみてください。タネツケバナに会えると思います。
クレソンやナズナに似ている事もあり、間違って食べられることもあるようです。
しかし、タネツケバナには毒はありませんので、食べても大丈夫ですが、味は・・・・?