多目的室で展示中の魚たち Part 2
2017/02/10 - その他
今回は,『カワアナゴ』のご紹介です。
どこにいるかというと…
中段,左側の水槽の中の…
↑ここでーす↑
珍しく隠れ家の竹筒の外に出てきています。
が,図鑑に載っている写真のような,形状のわかりやすい姿勢には
なかなかなってくれないので,今回もつたないイラストを描いてみました。
『カワアナゴ』
名前にアナゴとつきますが,アナゴではなくハゼの仲間。
大きいものでは体長25センチほどになります。
体は暗褐色で,背中部分は明るい茶色のツートンなのですが
これはその時の気分や環境で色が変わるようで,全体的に
暗褐色になっていることもあります。
多目的室で飼育している魚の中では群を抜いて乱暴者なので
他の魚と同じ水槽にはとても入れられません。
食に対するこだわりも強く,生き餌(川エビ,ミミズなど)しか食べません。
そして,なんだか威張っています。
(下あごが前に出ているのでそんなふうに見えるだけですけどね。)
夜行性なので昼間はほとんど動きませんが,獲物が顔の近くにくると
目にもとまらぬ早業で,一瞬で,ダイナミックに丸飲みします。
その静と動のギャップが素晴らしくて,ついついエサをあげすぎて
しまいそうになりますが,いったん満足するとそれ以上は迷惑そうな顔で
見向きもしない,「我が道を行く」カワアナゴさんなのでした。
次回は,浜松と言えばやっぱり…『ウナギ』をご紹介しますね。