多目的室で展示中の魚たち Part 1
2017/02/03 - その他
突然ですが,北岸管理棟の多目的室に水槽があるってご存知ですか?
こちらには現在6つの水槽があり,それぞれで佐鳴湖や新川に住む魚や
カメなどが暮らしています。
「いま知った」という方や,「水槽が有るのは知ってたけど
じっくり見たことはないよ」という方も多いのでは。
そこで,見た目は地味なお魚たちですが,それぞれの生態や
チャームポイントなどを,何回かに分けてご紹介していこうと思います。
Part1,ということで今回は
最上段左側の水槽に住むリトルファイター,『ヌマチチブ』君です。
はい。どこにいるのかわかりませんね。
カメラを向けると隠れてしまうし,そもそも小さくて素早くて
撮影が難しい…。
ということで,つたないものですがイラストを描いてみました。
『ヌマチチブ』
ハゼの仲間。体調は5~6センチくらい,丸い頭に太短い胴体,
全体的に丸っこいフォルムがとてもかわいい。
顔には白い水玉模様があってこれもかわいい。
自然界では岩やコンクリートブロックの隙間にいることが多いらしく
水槽の中でもすぐ隠れ家に入ってしまいます。
狭い場所が落ち着くんでしょうね。
おなかには吸盤のようなヒレがあって,水槽のガラスに
くっついていることもあります。
かわいい外見に反してわりと気性が荒く,自分より小さい魚やエビは
追いかけ回して食べてしまったりしますし,
水槽を覗いていて目が合うと,威嚇のつもりなのか口をパカーっと開けて
睨み返して(?)きたりします。そんな顔もまた可愛いヌマチチブ君なのでした~。
次回は『孤独な王者 カワアナゴ』をご紹介しますね。